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草トーで勝ちました(仮) 中学生のとき始めた軟式テニス・・・長期の断絶の後、29歳でテニススクールに入会。31歳で草トーに参加してテニス熱は急上昇。多忙な仕事をかいくぐり週3練習のテニスバカ。まぐれでもいいから優勝したいと思ってブログを始めた瞬間、06/08/26悲願達成。テニスのほか、子育て・旅行・グルメ・家づくりほか脱線しつつ仮タイトルにて継続中。

草トーで勝ちました(仮)

kan
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祖父を想う・・・

週末、広島に行った話を書きましたが、
病気療養中のところ妻の実家に住む祖父が他界したため、
葬儀に出席するための帰省でした。
原爆ドームを眺めながら浸っていたのは祖父との思い出です。

妻側の祖父ということもあって、当たり前のことながら、
結婚してからのお付き合いであり、妻を経由しなければ、
知り合うことすらなかった人なわけです。
でも・・・生前、祖父とは、たくさんの話をしました。
そのひとつが、祖父の被爆体験でした。
この衝撃的な話は、8月6日に既に書いているので、
今日は、祖父との思い出を書き残しておこうと想います。

祖父は、野球が好きでした。
昔、自分も野球をしていて、
子供たちに教えていたこともあったようです。
そして、とにかく広島カープの熱烈なファンでした。
野球が気になって、ラジオのイヤホンを耳にしたまま、
夕食の席についていたことを思い出します。
本当に大リーグにチャレンジした日本選手には感謝しています。
そのおかげで、祖父が午前中も野球を観戦することが出来たから。
今年のカープは厳しい結果だったけど、
せめて、夏の甲子園・・・広陵高校に優勝してもらいたかった。
祖父が、どんなに喜んだかと想うと、本当に心残りです。
何の根拠もないのだけれども、祖父のポジション、
ショート?と私が当てたときの祖父は、本当に嬉しそうでした。

当てた話で思い出した!
以前、妻の実家に兄弟みんなで集まっているときに、
祖父の子供のころの写真が見つかったことがありました。
「どれが、おじいちゃんだろう・・・」という話になり、
30人くらいの子供から、みんな思うままに指さす・・・
そして、私だけが正解でした。
祖父いわく「ほんまの孫じゃ・・・」と直系孫認定をもらいました。

祖父は、若いころから自転車屋さんを営んでいました。
私は、残念ながら、その店舗を見ていません。
初めて妻の実家を訪問した時点では、
店を閉め、リフォームされた後でした。
でも、一度、祖父の道具を見せてもらったことがあります。
私のベルトの穴が足りなくてブカブカなんです・・・
という話をしたところ、祖父が追加の穴を開けてくれました。
その道具が入っていた物置に、当時の道具が保管されていたんです。
どれも、使い古された、大事に長く使っていたんであろうことが
容易に想像できるような品物の数々。
当時の仕事を、祖父は誇らしげに語っていました。

結婚式に、祖父は「わしゃ、寂しい・・・」と
同居していた妻が家を出ることを思い、
祝辞も忘れて泣いていました・・・そんな祖父が私は大好きでした。


・・・ここまで書いて、涙が止まらなくなりました。


私にとっては、祖父は特別な人になっていました。
爆心地近くで被爆をし、黒い雨を浴び、悲惨な光景を目にし、
決死の思いで家に帰り、たくさんの知人を失った祖父は
「わしは生かされとる・・・」と言っていました。

私には想像すらできないような91年の激動の人生・・・
心から「おつかれさまでした・・・」と言いたいです。
そして、祖父に手を合わせるたびに念じていたこと・・・
「おじいちゃんに会えて良かった・・・」


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日記 | 投稿者 kan 12:59 | コメント(10)| トラックバック(0)
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コメント
私の妻方の祖父も97歳 時折 ブログの話題として掲載しますが ・・・

kan さんの想い出を 今日の掲載で知り ・・・ 胸がいたみます。
私も改めて曾孫の手をとり散歩する祖父の姿 人生を 大切にすべきと
感じています。
kan さんの心和む日が来ることを願いながら ・・・ 祖父様のご冥福を
心からお祈り申し上げます。
投稿者 拓磨のパパ 2007/11/19 13:53
お久しぶりです。
本当に久しぶりに、kanさんの名前を新着記事で見つけて、
おじいさまのことだ~と思って来てみたんです。

読んでいて、涙が出ました。
私の祖父、一人は父が高校生の頃になくなったので顔も知りません。
もう一人の祖父も8年前になくなりました。
とてもとても大好きでした。
なくなる数週間前に病院に行き、手を握ると私のことはわかってくれました。
今でも、危ない目に遭うところをギリギリでかわしたときは
「おじいちゃんのおかげ」と思っています。
kanさん達のこと、いつもいつでもおじいさまが見守っていてくださると思います。
おじいさまのご冥福をお祈りいたします。
投稿者 ともも 2007/11/19 19:25
こんばんは。
kanさんが結婚してからの出会いにも関わらず、
いろいろとお爺様との想い出が思い出されるのは、
kanさんがお爺様のことを本当に好きだったからなんでしょうね。
お爺様のご冥福をお祈りいたします。
投稿者 しんころ 2007/11/20 00:36
kanさんこんばんは♪
おじいさまのご冥福をお祈りします・・・・
この記事読んで思ったこと・・・
おじいさまはkanさんのこと大好きだったんでしょうね。
いいお話をありがとう。
投稿者 nao 2007/11/24 20:11
拓磨のパパさん、こんばんは。
>kan さんの想い出を 今日の掲載で知り ・・・ 胸がいたみます。
書いてみて、わずかな期間なのに、こんなにもたくさんの思い出が
あるものかと・・・自分でも、ちょっと驚きました。
>私も改めて曾孫の手をとり散歩する祖父の姿
>人生を 大切にすべきと感じています。
そうですね・・・祖父も、曾孫を愛おしそうに眺めていたことを
懐かしく思い出します。
>kan さんの心和む日が来ることを願いながら ・・・
>祖父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
ありがとうございます。
祖父にもらったものを大事に生きていかなければいけないと思ってます。
投稿者 kan 2007/11/25 23:41
とももさん、こんばんは。
>読んでいて、涙が出ました。
私もです。これ、改めて読んだら、また泣きそうになります。(汗)
>なくなる数週間前に病院に行き、
>手を握ると私のことはわかってくれました。
祖父は、病気療養中ではありましたが、突然のことで
最期の瞬間には間に合いませんでした。
でも、精一杯、生きてくれたと思っています。
>今でも、危ない目に遭うところをギリギリでかわしたときは
>「おじいちゃんのおかげ」と思っています。
そうですね・・・間違いなく守ってくれているんじゃないですか?
いろんな人に助けられて生きている気がしています。
>kanさん達のこと、
>いつもいつでもおじいさまが見守っていてくださると思います。
祖父に恥じない生き方をしなければいけない・・・のかな。
もっと、頑張らなきゃ。(汗)
>おじいさまのご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございます。
別の世界で家族や仲間たちに迎え入れられていると思います。
投稿者 kan 2007/11/25 23:48
しんころさん、こんばんは。
>kanさんが結婚してからの出会いにも関わらず、
>いろいろとお爺様との想い出が思い出されるのは、
>kanさんがお爺様のことを本当に好きだったからなんでしょうね。
ほんの短い期間なのに、本当に不思議です。
いろんなことを話しました。
そして、話したことの多くが記憶に残っています。
>お爺様のご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございます。今、祖父は何してるんでしょうね。(笑)
投稿者 kan 2007/11/25 23:57
nao さん、こんばんは。
>おじいさまのご冥福をお祈りします・・・・
ありがとうございます。
こんな風に、祖父の思い出をかける場所があって良かったです。
>おじいさまはkanさんのこと大好きだったんでしうね。
そうだといいんですが・・・。とにかく、たくさん話をしたのは事実です。
こういう先達に支えられて、今の自分がある・・・そんな気がしました。
投稿者 kan 2007/11/26 00:53
こんばんは!
すんません・・・コメント消えてました・・・
すっかり乗り遅れですが、ゆっくりと追いかけますね。

爺様にすれば、自慢の息子だったんじゃないですか?
僕にはそう思えます(↑読んでいると・・・)
きっとこれからずっと、kanさんやJr.の事を見守ってくれていると
思いますよ。
爺様の為にも・・・家族を大事にしないとね。お互いにね!
投稿者 ディープ 2007/11/28 18:55
ディープさん、こんにちは。
>すんません・・・コメント消えてました・・・
あらら・・・こっちで、何かいじってたからでしょうか・・・すみません。
>すっかり乗り遅れですが、ゆっくりと追いかけますね。
私も、いつも・・・ですね。恐縮です。(笑)
>爺様にすれば、自慢の息子だったんじゃないですか?
>僕にはそう思えます(↑読んでいると・・・)
そうでしょうか・・・だといいんですけどね。
でも、同居してた孫3人が女の子だったから、珍しかったとは思います。
>きっとこれからずっと、kanさんやJr.の事を見守ってくれていると
>思いますよ。
そう、これ、私もそう思うんです。確信してます。
>爺様の為にも・・・家族を大事にしないとね。お互いにね!
それでしか、もらったもの返せないから・・・頑張らないといけないですね。
投稿者 kan 2007/11/29 12:50
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