2007年06月11日
経理・会計の入門書
ブログ記事上では初めて書きますが、私は経理関係の仕事をしています。
もう少し、正確に言うと、いわゆる財務会計※を担当しています。
※財務諸表を核とする会計情報を、
企業外部の利害関係者に対して提供することを目的とする会計
と、こんな話をブログコメント上に書いていたところ、
経理関係のわかりやすい入門書は?という質問をいただき、
せっかくなので、記事に書いてみることにしました。
私の経理人生は、もうすぐ4年。
それまでは、一切、経理と関係のない部署にいました。
なので、配属当初は、右も左もわからず・・・
なかなか忙しい後輩たちに質問するのも気が引けて、
最初は、とにかく経理・会計の入門書を読みまくりました。
そのときの感想・・・とにかく、わかりにくい本が多い。
そもそも、わからない人間の理解度を、
とうの昔に忘れた専門家が書いた本で理解できるはずがない。
そのくせ、タイトルには、「わかる○○」とか書いてあるし・・・。
そのなかで、自分としては、とってもわかりやすかったのが、これ。
会計のことが面白いほどわかる本 会計の基本の基本編
面白いほどかは別として、とてもわかりやすいのは事実です。
さらに、高度な内容を必要とされる方には、この続編を。
比較的新しい会計基準(税効果会計など)や会社法の考え方など、
詳しい解説はありませんが、どんな制度なのかを知る程度の知識は、
この本で得ることができます。
会計のことが面白いほどわかる本 会計基準の理解編
配属当初、こっちの本は3割くらいしか理解できませんでしたが、
この3割が、なんとなく頭に残っていたことが、
後の理解に役立ったのも事実です。
その他、あまり、お勉強っぽくないものとしては、
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
女子大生会計士の事件簿
など、山田真哉さんの著作もいいかもしれません。
こちらの本は、かなり後になって読んだので・・・
私としては、内容的にちょっと物足りない印象でした。
もう少し、正確に言うと、いわゆる財務会計※を担当しています。
※財務諸表を核とする会計情報を、
企業外部の利害関係者に対して提供することを目的とする会計
と、こんな話をブログコメント上に書いていたところ、
経理関係のわかりやすい入門書は?という質問をいただき、
せっかくなので、記事に書いてみることにしました。
私の経理人生は、もうすぐ4年。
それまでは、一切、経理と関係のない部署にいました。
なので、配属当初は、右も左もわからず・・・
なかなか忙しい後輩たちに質問するのも気が引けて、
最初は、とにかく経理・会計の入門書を読みまくりました。
そのときの感想・・・とにかく、わかりにくい本が多い。
そもそも、わからない人間の理解度を、
とうの昔に忘れた専門家が書いた本で理解できるはずがない。
そのくせ、タイトルには、「わかる○○」とか書いてあるし・・・。
そのなかで、自分としては、とってもわかりやすかったのが、これ。
会計のことが面白いほどわかる本 会計の基本の基本編
面白いほどかは別として、とてもわかりやすいのは事実です。
さらに、高度な内容を必要とされる方には、この続編を。
比較的新しい会計基準(税効果会計など)や会社法の考え方など、
詳しい解説はありませんが、どんな制度なのかを知る程度の知識は、
この本で得ることができます。
会計のことが面白いほどわかる本 会計基準の理解編
配属当初、こっちの本は3割くらいしか理解できませんでしたが、
この3割が、なんとなく頭に残っていたことが、
後の理解に役立ったのも事実です。
その他、あまり、お勉強っぽくないものとしては、
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
女子大生会計士の事件簿
など、山田真哉さんの著作もいいかもしれません。
こちらの本は、かなり後になって読んだので・・・
私としては、内容的にちょっと物足りない印象でした。
え~っ、仕事は経理関係なんですか?
季節労働って、期の締めとかの資料とか・・・
これって、小市民ちゃんのリクエストですね!
私は、一番始めに読んだのは「マンガで学ぶ簿記」だった記憶が。
で、4級簿記の問題集(これは分かりませんでした)。
本当に理解できたのは、「Q&A方式の勘定科目」の本。
各勘定科目の具体例が記述してありました。
で、販売・仕入・入出金・手形管理・在庫管理・工程管理・外注管理・・・
とシステム構築してきた経験があります。
今は・・・PCによる帳簿の代理記入みたいな仕事も。私も季節労働者であります。レシートや領収書、ちゃんと管理しててくれればいいんですが。
行政書士や税理士じゃないですよ!
あぁ~仕事終わりに・・・見たくなかったなぁ~(笑)
ホント言うと・・・日商の1級受かる実力はあったんだけどね。
ひねくれもんだから・・・素直に問題が解けず・・・いつもギリギリで
落ちてましたね(笑)で結局・・・諦めました・・・
一応税理士目指してました(驚)自分でも!
他には、法人・所得税・・・それなりの知識は入ってます。
もう・・・忘れたけどね。
まぁ、彼女が何を求めるかが、わかんないです。
経理って言っても色々だからね。
そんな難しい仕事ではないと思うんだけどなぁ~
僕は、今の会社に変わって、総務寄りになりましたけどね~。
でも、決算の開示には、思いっきり関わってます。
僕は、この仕事、ボチボチ10年になりますけど、今でも会計の入門書は読みますね~。
初心に帰るって感じですね。
「さおだけ屋・・・」は結構お奨め。
あと、直接会計には関係ないけど、京セラの稲盛さんの、「実学」もいいですよ。
「会計に関係ない部署の人が、会計をどう考えるか」には、最適かも。
>え~っ、仕事は経理関係なんですか?
はい・・・実は、そうなんです。
>季節労働って、期の締めとかの資料とか・・・
というか、まさに決算というやつで・・・東証への開示のための作業です。
>私は、一番始めに読んだのは「マンガで学ぶ簿記」だった記憶が。
これも読みましたね。
でも、ちょっと内容的に薄かった気がします。
>本当に理解できたのは、「Q&A方式の勘定科目」の本。
>各勘定科目の具体例が記述してありました。
これは、読んだことないですね・・・。
どんなイメージの本なんでしょう・・・。
>で、販売・仕入・入出金・手形管理・在庫管理・工程管理・外注管理・・・
>とシステム構築してきた経験があります。
ちなみに、私は、全社の会計システムのPMもやってます。
ほんと、宇宙語の飛び交う世界で意味不明なことばかりです。
>今は・・・PCによる帳簿の代理記入みたいな仕事も。
アウトソーシングはやりの昨今、そのようなお仕事も多いようですね。
でも、わが社は、セキュリティを考慮して、今のところ外注はゼロです。
ちなみに、もう2~3年したら、別の仕事をしてると思うので・・・
私の場合は、これが一生の仕事というわけではなさそうです。
リクエストに答えていただけて嬉しいです!
お話聞いてて思ったんですが、そもそも私は簿記と会計の違いすら厳密にわかってません・・・。確か、会計の中の核になるのが簿記って教えてもらったよーな・・・う~ん。
おそらく難しいのは用語だと思うんですよね。理屈さえ理解すれば、“あ~!”って思うことも多いですし・・・。
今は他の部署からあがってきた請求書や利用料書とかをまとめてパソコンに打ち込んでるだけで、ほとんどやらせもらってないです。
でも、その分、電卓計算が速くなりました(笑)。
介護報酬請求の明細書の計算とか・・・PCのシステムと手打ち確認と両方するんです。
一番困るのは、月締めモノで領収書をきってなかったり、決裁をあげてない請求書があったりすることですかね。領収書きらないとか・・・(涙)。
あ、そういえば、七月から『社会福祉法人会計実務講座』とかいう通信の講座を受けることにしました。
社福の会計は特殊らしいです。“特別会計”があったり・・・。
とりあえず、『会計のことが面白いほどわかる本 会計の基本の基本編』を早速この土日にでも買いに行こうと思います★
経理って難しいというよりもしかしてメンドクサイ・・・ですかね(笑)?
とにかく数字に触れて慣れて、数的な感覚をちょっとでもマシにしようと思います~(。∀。)
季節労働、来年度末から強制参加だと上司にゆわれました↓
24時まで仕事とか・・・・あぁ~~。・゚・(ノД`)・゚・。
ちなみに今年の3月に先輩は26時まで働いて会社で一夜を過ごしたそうです。
>ホント言うと・・・日商の1級受かる実力はあったんだけどね。
すごいですね~。1級って連結会計も含んでますよね。
お仕事のなかでは、連結会計をやってますが・・・
投資資本消去だけでもその概念を理解するのは、
かなり難しいですよね。
>一応税理士目指してました(驚)自分でも!
>他には、法人・所得税・・・それなりの知識は入ってます。
私・・・お仕事的に別なので、税務は、まったくダメなんですよね。
税務否認リスクの有無みたいなリスク感覚だけはありますけどね。
>まぁ、彼女が何を求めるかが、わかんないです。
>経理って言っても色々だからね。
でも、複式簿記がわかって、PL・BSが読めるくらいは
一般常識として知っていて損はないと思ってます。
そこから、詳しく勉強するかどうかは、
仕事の内容や興味の方向でいいと思いますけどね。
>そんな難しい仕事ではないと思うんだけどなぁ~
後輩には、ぼんやりでも全体感を掴んで欲しい・・・そう思ってます。
>僕は、今の会社に変わって、総務寄りになりましたけどね~。
>でも、決算の開示には、思いっきり関わってます。
新しい会社は、総務よりの仕事なんですね~。
私は、経理・・・しかも財務会計しかわからないです。(汗)
>僕は、この仕事、ボチボチ10年になりますけど、
>今でも会計の入門書は読みますね~。
私も、ときどき基本的なことを復習することもありますね。
>「さおだけ屋・・・」は結構お奨め。
もう少し、知識ないときに読めばよかったな~と思ってます。
ちょっと、初心者向けすぎました。
>あと、直接会計には関係ないけど、
>京セラの稲盛さんの、「実学」もいいですよ。
すみません・・・これ、読んでません。
今度、確認してみま~す。
ほほう~この本が入門書なのね・・・・
私はこの手の仕事は一切わかりませんが(汗)
この本、前の上司の机にあった。
その人はまったく業種が違いましたが・・・・勉強してたのかなぁと。
さおだけや・・・・・これも文庫本でガンガン売れましたよね(笑)
業界だからそれくらいはわかります~♪
>そもそも私は簿記と会計の違いすら厳密にわかってません・・・。
>確か、会計の中の核になるのが簿記って教えてもらったよーな・・・
そのくらいの理解で、実務上は問題ないですよ。
>おそらく難しいのは用語だと思うんですよね。
>理屈さえ理解すれば、“あ~!”って思うことも多いですし・・・。
いいですね~。理屈を理解するのって大事なことですよ。
安易に必要な部分を限定して、広く浅い理解をしないでいると、
なかなか全体がつながってこないですからね。
>今は他の部署からあがってきた請求書や利用料書とかをまとめて
>パソコンに打ち込んでるだけで、ほとんどやらせもらってないです。
無駄だと思う作業も、効率的かどうかは別にして、
必ず何かの役には立ちます。
くだらないと投げ出さず、とにかく目の前のことを一生懸命やれば、
いつか、自分に何か返ってきますから・・・。
>一番困るのは、月締めモノで領収書をきってなかったり、
>決裁をあげてない請求書があったりすることですかね。
>領収書きらないとか・・・(涙)。
なかなか、こちらの立場を考えて仕事してくれないですからね。
でも、そういうイレギュラーケースがあるから、
機械に任せられない人間の仕事があるのかなあ・・・なって思ってます。
>あ、そういえば、七月から『社会福祉法人会計実務講座』とかいう
>通信の講座を受けることにしました。
えらいですね~。
でも、私は・・・通信講座はあまり得意じゃないです。
もともとが怠けものなので、すぐサボっちゃうんですよね。(汗)
(つづく)
>社福の会計は特殊らしいです。“特別会計”があったり・・・。
どんな業種でも、その特殊性はありますからね。
それを勉強することは大事だと思います。
でも、それと同じくらい、共通している部分も多いので、
簿記の原則を理解しておくことも無駄ではないと思いますよ。
>『会計のことが面白いほどわかる本 会計の基本の基本編』を
>早速この土日にでも買いに行こうと思います★
わからない部分は、どんどん飛ばして読んでみてください。
そして、3ヶ月くらいたったら、もう1度読んでみてください。
きっと、自分の成長を感じますよ。
>経理って難しいというよりもしかしてメンドクサイ・・・ですかね(笑)?
それは事実です。
でも、そのメンドクサイところに存在意義があるとも言えます。(笑)
>季節労働、来年度末から強制参加だと上司にゆわれました↓
>24時まで仕事とか・・・・あぁ~~。・゚・(ノД`)・゚・。
やっぱりそうなんですか・・・。でも、この仕事、仕方ないです。
せめて、季節労働以外の時期に、早く帰ることは認めてもらいましょう。
>ちなみに今年の3月に先輩は26時まで働いて
>会社で一夜を過ごしたそうです。
わが社は、26時は普通ですね。
驚くとすれば・・・30時を超えたときくらいかなあ・・・。
頑張ってね。
>ほほう~この本が入門書なのね・・・・
>私はこの手の仕事は一切わかりませんが(汗)
特に必要なければ、こんなの読まなくていいと思いますよ。
読んで楽しい本は、他にたくさんありますから・・・。
>この本、前の上司の机にあった。
>その人はまったく業種が違いましたが・・・・勉強してたのかなぁと。
いいセンスしてますね。(笑)
この本、読みやすいのは事実なんです。
>さおだけや・・・・・これも文庫本でガンガン売れましたよね(笑)
>業界だからそれくらいはわかります~♪
これは、読んでみても損はないかもしれません。
入門書以前の読み物として、読めると思いますよ。