【よろしければ、先に言い訳をお読みください。】

前回、目標の立て方について書きました。
でも、目標を立てても、その評価には様々な考え方が出てきます。

この研修で例として出た話。
例えば、新規顧客の開拓・・・これが目標だったとします。
でも、この目標、実際にはいろいろな捉え方ができます。

①新規に開拓した顧客の数・・・とにかく数を増やしたい
②新規顧客からの合計販売額・・・売り上げ増やしたい
③新規開拓した顧客企業の規模・・・大きな取引の可能性を高めたい

新規顧客の開拓が目標であったとして、
最も重視すべきポイントは、①～③のどれなのか、
これが組織内で明確に共有されていないと、
①～③のどれかを選ばなければいけない大事な判断を
誤ってしまう・・・そんな話でした。

この目標の中で、最も重視すべきポイントが、
ＫＰＩ＝Key Performance Indicator・・・です。

ちょっと趣旨は違うかもしれませんが、
やはり考えたのはテニスのこと。

私は、得意な技術は伸ばしたいし、苦手な技術は克服したい、
つまり、全部上手くなりたいと思っています。
でも、今より良くする、
あるいは、今出来ないことをできるようになる
これは、結構、時間も労力も必要な作業です。
限られた自分の才能や時間を考えたときに、
やはり、ある程度、やるべきことを絞っておかないと、
何も上達しないのではないか・・・そんな不安を感じています。

もう１つ・・・ラケットの話。
以前の記事でも書きましたが、私は２種類の異なるラケットを
常に持ち歩いています。
１本は、面が小さく重いラケット。
ストローク向きでパワーのあるショットが打てるラケット。
もう１本は、面が比較的大きく軽いラケット。
つなぐテニス向きで、ボレーやスライスも打ちやすいラケット。
ずっと迷ったままなんですが、
そろそろ、自分のやりたいプレースタイルを決めないといけない
そんなことを思い出しました。
といいつつ・・・目指すプレースタイルで
選ぶラケットが変わるレベルになったのかな？なんて思うと、
それはそれで、上達を感じたりして、満足だったりもするのです。