今年も、新入社員が入社しましたね。
景気が上向きなこともあり、
当社も例に漏れず採用人数は増加傾向にあります。

ちなみに、私のラインにも、
２人の新人が部下として加わる予定です。
どんな若者が配属されてくるのか・・・。

「しゅうかつ」話を書いていて、自分の新人時代を思い出しました。

私の会社は、２人のチームで複数のプロジェクトを担当する
という体制が基本になっています。
なので、入社当初の私は、自分より１０歳くらい上の先輩と
チームを組んで、お仕事をすることになりました。

会社に入ったばかりですから、右も左もわかりません。
もちろん、何でもその先輩に質問することになります。
ある日、発注先からかかってきた問い合わせに対して、
いつものとおり、先輩に「どうしましょう？」と相談したら・・・
突如、叱られました。
「お前は、ガキの使いか！何も判断しないのか！
　それじゃ、会社にいる価値ないだろ！
　そんな重要じゃない案件、自分で判断しろ！」
は・・・はい。おっしゃるとおりです。

翌日から、自分で判断することに決めました。
でも、怖いから金額の大きい案件は、いちおう相談してました。
自分で、どんどん決めて進めるのは、気持ちよかったです。

しばらくして、また先輩に叱られました。
「お前、なんで、こんな重要な案件、相談しないんだ！」
え・・・何のことでしょう・・・。
金額的には小さい案件、しかし大事な顧客が絡んでいるという意味で
決して重要性なしとは判断できない案件でした。

もう、判断しろって言ったり、勝手にやるなって言ったり・・・
どっちなんだよ～。

気づきました。
物事の重要さを判定すること・・・
影響する範囲を特定すること・・・
これが、会社に入って、最初に覚えるべきことだと。

また、今年の新人にも、
いずれ「お前は、ガキの使いか！」と言うことになるのでしょう。