2010年03月14日
次の世代へ~働くということについて
最近、歳をとったからなのか、次の世代へ何を残せるのか、
何となく、そんなことを考えたりします。
例えば、仕事に関して言えば、自分のやりがいも重要だけれども、
後輩たち若い世代にとって魅力ある仕事を与えること、
さらに言えば、これから就職する若者が夢を持てる仕事を
創出すること、自分1人で何ができるの?と現実的に考えると
寂しい気持ちになりますが、そんなことを考えたりします。
昨今は、就職氷河期と聞きますが、次の世代が参加できる
チャンスを作っていくということは、自分の世代において
より高いパフォーマンスを上げて、瞬間の利益を生み出して
いくことと同じくらい重要なことだと思うようになりました。
つい最近の話ですが、息子が、私に質問しました。
「おとうさん、なんで、おしごとしてるの?」
そして、私が答える前に、彼は言いました。
「おしごとしないと、おかねもらえないから、
ごはんもかえないし、おうちにもすめないんだよね」
彼の答えは、私や妻が教えていたとおりなのですが、
なぜか、彼の答えに、何となく寂しい気持ちになりました。
私は、その理由に気づき、こんなふうに答えました。
「お金をもらわないと困るのも仕事をする理由だけど、
お父さんが働かないと、○○(我が社の商品)がなくなって、
みんなが困るから、働いてるんだよ」
最近の若者は、大企業志向が強いとか、夢を求めて正社員として
就職せず、フリーターになってしまうとか、そういう報道を
目にするたびに、若いころは自分も彼らと同じだったし、
でも、今は、ちょっと違うことを考えたりもして、
その理由を考えていたのですが、それは、大人が働くことの
大切さを伝えてこなかったからのような気がします。
なぜ働くの?という問いに、仕事は大嫌いだけどお金をもらう
ためだから仕方がない・・・そんなふうに教わった子供は
当然にして夢を持って社会に出ていけないのではないか・・・と。
就職して初めてわかったけど、どんな仕事も大変で、
おいしい仕事なんてなくて、逆に、どんな仕事も求める人がいて
その仕事は成り立つわけであって、意味のない仕事なんてなくて、
だから、そこにはやりがいがあるはず・・・。
だからこそ、多少のハッタリや背伸びも含めて、
次の世代に対して、働く楽しさや意義を語らなければ
いけないと思うし、次の世代から、プライベートも含めて
ああなりたいと思われるよう努力しなければならない・・・
そんなことを考える今日この頃。
なんだか、急にテニスから脱線して真面目な話でした。
テクノラティプロフィール
何となく、そんなことを考えたりします。
例えば、仕事に関して言えば、自分のやりがいも重要だけれども、
後輩たち若い世代にとって魅力ある仕事を与えること、
さらに言えば、これから就職する若者が夢を持てる仕事を
創出すること、自分1人で何ができるの?と現実的に考えると
寂しい気持ちになりますが、そんなことを考えたりします。
昨今は、就職氷河期と聞きますが、次の世代が参加できる
チャンスを作っていくということは、自分の世代において
より高いパフォーマンスを上げて、瞬間の利益を生み出して
いくことと同じくらい重要なことだと思うようになりました。
つい最近の話ですが、息子が、私に質問しました。
「おとうさん、なんで、おしごとしてるの?」
そして、私が答える前に、彼は言いました。
「おしごとしないと、おかねもらえないから、
ごはんもかえないし、おうちにもすめないんだよね」
彼の答えは、私や妻が教えていたとおりなのですが、
なぜか、彼の答えに、何となく寂しい気持ちになりました。
私は、その理由に気づき、こんなふうに答えました。
「お金をもらわないと困るのも仕事をする理由だけど、
お父さんが働かないと、○○(我が社の商品)がなくなって、
みんなが困るから、働いてるんだよ」
最近の若者は、大企業志向が強いとか、夢を求めて正社員として
就職せず、フリーターになってしまうとか、そういう報道を
目にするたびに、若いころは自分も彼らと同じだったし、
でも、今は、ちょっと違うことを考えたりもして、
その理由を考えていたのですが、それは、大人が働くことの
大切さを伝えてこなかったからのような気がします。
なぜ働くの?という問いに、仕事は大嫌いだけどお金をもらう
ためだから仕方がない・・・そんなふうに教わった子供は
当然にして夢を持って社会に出ていけないのではないか・・・と。
就職して初めてわかったけど、どんな仕事も大変で、
おいしい仕事なんてなくて、逆に、どんな仕事も求める人がいて
その仕事は成り立つわけであって、意味のない仕事なんてなくて、
だから、そこにはやりがいがあるはず・・・。
だからこそ、多少のハッタリや背伸びも含めて、
次の世代に対して、働く楽しさや意義を語らなければ
いけないと思うし、次の世代から、プライベートも含めて
ああなりたいと思われるよう努力しなければならない・・・
そんなことを考える今日この頃。
なんだか、急にテニスから脱線して真面目な話でした。
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